夢をかなえるゾウ
夢をかなえるための、心得の本!
1つの心得につき具体例が載っているから、実践しやすい。
神様のガネーシャに愛嬌があって読みやすい。
⭐︎お勧めしたい人⭐︎
夢がない人!
→夢をかなえるためと書きながらなぜかというと
この本が”人を喜ばせるための心得”と言えるからです。
人を喜ばせるために行動していたら、そのうち
自分のやりたいことが見つかったり、
人生に生きがいが出てくると思います。
夢がある人!
→どんな夢にも当てはまる心得が沢山。
お金持ちになりたいでも全然構いません。
人を喜ばせるから、お金が舞い込んでくる、
そんな話もあります。
哲学書、ビジネス書が好きな人!
→とはいえ、これは哲学・ビジネス書ではありません。
でも哲学・ビジネスを勉強する前に必要な
大前提の心の持ち方について書いてあるので
ここをすっ飛ばしては頼れる人にはなれません。
◉感想◉
名前はめちゃくちゃ聞いたことがあるこの本。
ぶっちゃけ今まで読んだことは一度もなかった!
なぜか?
一つ目の理由は、夢を叶えるための法則なんて本は世の中にいくつもあって
そのどれもが似たり寄ったりだから。
二つ目は、夢の叶え方より、世界の仕組みを知った方が
夢を叶えられると思っていたから。
でも今回Kindleで0円だったから、読んでみたのよ。
(購入しなくてすいません)
読んでみてびっくりよ。
これは本質をついている!そして読みやすい!!
まず、参考文献の数がやばい。
水野さん、めちゃくちゃいろんな本から引っ張ってきてる。
各ポイントごとに古今東西の著名人のエピソードがあるから、説得力がある。
ライト兄弟の話が特に印象深かったな。
彼らが飛行機を発明したすごい人ってのは知ってたけど、
その特許を独占して、他の人に分け与えなかったから
結果裁判沙汰になった時に、味方がいなかったんだって。
悲しすぎる。
(つい最近、私も良いアイデア思いついたんだけど、
商売敵には教えてあーげないなんて思ってたから反省した)
内容に関しては、実は著書の中でも書かれているんだけど、
「他の本に書いてあることばっかり!」なんだよね。
トイレ掃除するとか、靴磨きするとか、身なりを整えるとか。
真新しいことなんもないw
だけどこの本の何がいいのかと考えた時に真っ先に出るのは
読みやすい、ってことなんだよね。
これは小説のようでもある。
変わりたいけど変われないと思っている主人公が
ガネーシャから指導を受けて変わっていく。
基本的に大事なことはガネーシャの会話の中にあるから、
私は会話文だけ読んでいった笑
その他の文は主人公の独白のような感じなので、
読まなくても、まああんまり問題はないかとw
そんなもんで、読むのがすぐ終わって助かった。
最初に目次がないのが斬新で、少し不便さも感じたけど、
最後の方に「ガネーシャの名言集」って形で、
各話ごとにガネーシャの台詞とテーマが書いてあるから
大事なことは思い出しやすい。
そしてガネーシャが大阪弁なので愛嬌があって、
読むのが楽しかったりもする。
逆に会話が間延びするときもあるw
この本の根底にある想いは
人を喜ばせること。
だと思う。
人を喜ばせることで、その対価としてお金がもらえて、
気づいたらお金持ちになっている。
本当のお金持ちの人たちには
本人たちにお金を稼いでるっていう感覚はないんだと思う。
これが世のためになると思って一生懸命やってたら、
みんながめっちゃお金くれた。そんな感じw
考えてみると、身近にいる天才(便宜上そう呼ぶ)も、
人を喜ばせるためにデザイナーをやっていて、
人を喜ばせるための手段で自分にできることがデザインだったと。
デザインで社会貢献をするって言って、毎日楽しそうに働いている。
やりようは何でもいい。
私はホテルマンとして社会貢献する気満々だし、
この職を通して人を幸せにできると思ってる。
自分がそう思ってれば、それでいいのじゃ。
これも心得の本だね!
そしてその心得を得るために、具体的に何をすればいいかが書いてある。
どれもこれも今日からすぐに始められる簡単なことばかり。
そう言った日々の積み重ねが、大事なんだと。
すぐにお金持ちになれる方法が書いてあるわけでも、
キャッシュフローだなんだとお金や経済の事について書いてあるわけでもない。
でもこの心得をすっ飛ばして、キャッシュフローについて学んでも、
それはただの頭でっかちでお金に振り回されるだけ。
夢がなくても、ぜひこの本を読んでほしい。
夢がなくても、ここに書いてある日々の小さな事を積み重ねていけば、
仕事や生活にハリが出てくると思う!
そしてきっと身の回りに目を向けて色々と考えているうちに、
自分の体験を通して、その人なりの夢が見えてくるんじゃないかな。
だから、夢をかなえるゾウのタイトルに惑わされず、
夢がなくたって
どんな人にでも社会人になる前に読んでほしい1冊です!
ちなみに「お参りをする」という項目があるんだけど・・・
私は神社大好きマンだから、よくお参りするんだよね!
その時は絶対「いつも有難う」とお礼を言うよ。
最後は「見守っててね。また会いに来ます」で締める。
ガネーシャに言われずとも、こうして参拝していた私は、
そろそろ活躍し始めるに違いないと思っているw
参拝する時は、祀られている神様の名前を呼んだ上で、
どこどこから来ましたまるまるですって名乗るといいんだって。
同姓同名いっぱいいるから。
ちゃんと地元の神社にもお参りしておけば、
その氏神様が「その子いい子ですよ〜」なんて一言添えてくれるらしい笑
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