Wwoofing最後の日

終わっちゃった。私のファーム生活。

今日は夏至祭、ふたたびマーケットに出店!これが最後のお勤めになります。朝8時から鶏と羊の世話をして、ちょっと休憩してからマーケットへ。

今日は人がたくさん!めでたくチーズは完売!やっほー!だいたい自分から興味を持って話しかけて来る人しか買わない気がするー。

私はとりあえず挨拶するのが得意だから、ちょっと遠くにいても目が合ったら、こんにちは!と声をかける。ノルウェー語で話しかけるけど、返事がよく分からなくて、ホストに投げる。南の方言なのか、ホストはよくSの発音がシュになる。yesはイェシュ。超可愛い。

マーケットは、よくあるマーケットでした。夏至祭の影響は全くないw 誰もブーナットを着ていないし、ちょっとだけノルウェーっぽい歌を歌ってる人もいたけど、フィドルとか弦楽器は全然ないし。ああ…せめて音楽だけでも聞きたかった。結局一回も生で北欧民族音楽聴けなかった…。焚き火もなかった。

こんなことなら、スウェーデンとかリトアニアに行った方が良かったなと何度か思った。でもそれはそれで、ノルウェーの夏至祭ってどんななのかなーってずっと夢見てることになる。

可能性をひとつずつ潰していく。んん、言い方が物騒だね。まあこれで納得したから、来年は別の国の夏至祭を見に行けばいいかって思う!日本で夏至祭がないのが不思議だよねー。

それにマーケットで良いこともあったの!
じゃん。こちらのとてもシンプルなアイテム、snorgaffel。直訳で糸のフォーク。私たちの出店の向かい側で、おばあちゃん2人がずっとこれで何かを作ってたのよ。気になるなー聞きにいきたいなーと思ってたら、途中で店仕舞いを始めたもんで、慌ててとんでいったよ。

これはノルウェー流組紐を作るための道具らしい。1600年代によく使われてたんだって。それだけ理解出来た。それ以外はノルウェー語であんまり分からなかった。とっても伝統的な道具。最近毛糸系にハマってるから嬉しい。こちら約700円。ノルウェーの物価でいうと、ちょっといいとこのカフェラテと同じ値段だから、まあ相応って感じ。

やり方は単純。交互に紐を引っ掛けていくだけ。この紐の用途は不明。何に使おう。組紐…。

夜は、私の前にウーフィングしてた子がキャビンに彼氏と泊まりに来たよ!私と今夜だけ相部屋。オーストリア人カップルで、美味しい晩御飯を作ってくれた。ああ…幸せ。

海外旅行をしてて、不思議だなあって時々心底感じるのは、色んな国籍の人たちと夕飯を囲んでる時。英語で当たり前のように会話して、穏やかな時間を過ごしてる時。今日も突然その感覚に襲われて、ああ来て良かったなあって思ったよ。旅の醍醐味は出会いだね、やっぱり。1年海外にいても、そうしょっちゅうは感じない。特別な瞬間の特別な気持ち。

それを今日この日に感じることが出来たのも、なにかのお導きかな。

ノルウェー流の夏至祭が見れなかったのが残念だけど…これもなにかのお導きかもね。

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