雨と寿司
今日は畑仕事、最終日!明日はホストの友人宅へ夏至のお祝いをしに行き、金曜土曜はマーケット出店。最後だけど、小虫の多さに再び心を折られたぜ。小虫の弾幕。
今日は夜ご飯に寿司を作るつもりでいたんだけど…定番のネタが何もない。困った。サーモンもキュウリもアボカドもツナも…。そもそも魚がない。ホストは疲れててスーパーの買い出しは行きたくないってことなので、じゃあまた今度にしようって決めたら…
なんとご近所さんが、とれたての魚を沢山分けてくれた!なんというタイミング!
サーモンでもツナでもない、白身魚だけど、まあ寿司ならなんでもありかな!野菜もなんもないけど、ルッコラと一緒に巻けば、それっぽくなるだろう。あとは白身魚のなめろうでも作ろうかと。それと味噌汁。
うまくいきますように…!
魚をくれたご近所さんは、前にもブログに登場したイングランド人の青年。とうとうファームの契約が済んだんだって!これから家のリフォームを自分でして、生活基盤を整えてから、畑作りに取り掛かるみたい。
いいなあ…。農家暮らし。でもこの村、お店が全然ないから、家具とか生活用品全然揃わないんだって!高い送料を払ってIKEAで購入するか、片道3時間近く運転して街まで行くか。生活基盤整えるだけでも、結構時間がかかりそうだ。
更にオスロで出会った友人も、農家になる計画をぼちぼち立ててるらしい!ふたりも!いいなー!
自然の中で暮らすのか…いいなあ。羨ましさももちろんあるけど、それ以上に話を聞くだけでわくわくする。おもしろいのが、たぶん、みんな農業をやりたいって最初から思ってたわけじゃないと思うんだ。やりたい事は別にあって、農業はオプション。でも農業はつまり生きる事で、結果的にやりたい事がオプションになる感じ。農業はどんな生活にも当てはまる、だって生きる事だから☺️
農家は人が集まる絶好の場所だと思うんだよね。そう考えたら、農家やることが、自然と人を繋ぐ1番の方法なのかもと思ったりもする。
なんだかんだ言って、私は農業やることに腰が引けてるだけかもしれない。どうやったらいいか分からないし、それで生きてくお金を稼げる気がしない。
私ももう30歳になるわけだし、さすがに、やりたいからやってみよう!とはいかないみたい。
とりあえず家庭菜園の規模で始めて、身近な野菜作りの楽しさだったり、都会で仕事をしながら生活に自然を取り入れるスタイルを模索していこう。仕事を通して人脈を広げて、顔も売って、それから農家になるのも遅くないと思うんだ。40代とか。
それにはその計画に賛成してくれるパートナーが必要だ!だって私だって結婚して、家庭を築きたいもん!
よし、この線で行こう。長期目標は自然の中で暮らすこと。物々交換で支え合って生きていく。そのための短期目標は、顔を売る。農家の知り合いを作る。消費者の知り合いも作る。人脈を広げる。料理上手になる。野菜作り、ハーブ作りを学ぶ。
やりたい事はすぐ行動してきた。いつ死んでもいいように!が、自分の中の合言葉みたいなもんだった。でもそろそろ生き急ぐのはやめて、じっくり腰を据えて向かって行こう!
17歳の時に進路を聞かれても、将来の夢も、やりたい事も全然わからなかった。でもこの10年で色んな人に出会って、色んな事をして、やっとやりたいものが明確になった。12年もかかっちゃったよ。
まあ計画は計画だし、また色々環境だったり、気が変わったりするかもしれないけど。(半年前までゲストハウスやるって言ってたし)とりあえず今の将来展望はこんな感じかな〜というまとめでした。
それにしても赤ちゃんと生活してると、自分の小さい頃を思い出すんだよね。ダメな事はダメって教えてるけど、ダメって言わなかったらどうなるんだろう?子供の頃の記憶なんてほとんどなくて、ダメって言われた事も全然覚えてない。幼稚園に通いだしたら、家族よりむしろ友達に会ってる時間の方が長い。私を育てたのは誰なんだろう?いや育ててくれたのは間違いなく両親なんだけど、ダメな事、良い事ってどうやって学んできたんだろ。どうしてこんなに自然の中や森の中が好きなんだろ。
小学生の頃から、やりたい事はすぐにやる性格だったのは覚えてる。お花屋さんになりたくて、空き地で育てたイチゴを実がなる前に10円とかで玄関先で売ったことがある。漫画家になりたくて、友達と漫画を描き始めたこともある。外人の友達が欲しくてペンパルしたこともある。
そう考えると小学生時には、もう性格って決まってるのかな。なんで自然科学部に入ったんだっけ?そういや動物好きも小学生のころからで、飼育係してたな。動物小屋の掃除したの覚えてるわ〜ウサギとか孔雀とかいた。
自然好きはたぶん、両親の実家の田舎に帰るたびに自然の中で遊んでたからかなあ。おばあちゃんちに遊びに行くの大好きだったから、その影響かもしれない。何より今気づいたけど、どっちも農家だ!新潟のじいちゃんは米農家だったし、愛媛のじいちゃんはミカン農家!私、がっつり農家の孫だったわ!新潟のじいちゃんは結構前に、農家やめてたからすっかり忘れてた笑
だからきっと自然が好きなんだな!あースッキリ!
ついでにスッキリといえば、便秘アゲイン!最近全然ホストの作ったご飯食べてなかったからな。高校生の時から便秘症で出ないのが普通だったんだけど、ここ来てから毎日快便だったわけよ汚物の話ですみませんね。毎日あんなに出ていたものが2.3日出ないと、心配になる。
私あれだけのものを数日溜め込んでるのかと。出てこないやつは何処に行ったのかと。そりゃ病気にもなりますわ!
野菜ってゆーより、間違いなく豆だね。豆がめっちゃ効いてる。快便だった頃は、1日1食は大量の豆料理を食べてたから。家庭菜園では豆とレタスを沢山作ろうと思った。
追記。
寿司はまあまあ。うん、まあ…食べれる。美味しいかって言われたら…味薄いけど、まあ美味しかったと思う!
ただ生で食べたから、寄生虫いないかだけが心配😂 いつもは冷凍してから食べるけど、大丈夫だろうということで。
ちなみに寿司は、白身魚とレタスとラディッシュ巻き。意外と良い組み合わせだった!ラディッシュはナムル風に、ごま油と醤油で味付けしたうえで巻いてみた。やっぱ酢飯が微妙だったんだよなー。あとご飯焦がしたからなー。酸っぱ味も足りなかったなー。
…酸っぱ味ってなんだ子供か。酸味だ。
それから明日のお祝いは行かない事にしたよ笑 なぜかって?なんとこのお祝い、無料じゃなかった…!全然理解してなかったんだけど、寄付形式らしく、500クローネが相場だとか。日本円にして約7千円てところかな?
高いわー!なんじゃそらー!
びっくりした。そんなお祝いってあるんだ…。お金取るんだ…。そりゃ会ってまだ2回目だけど、500クローネもとるってことは、相当なご馳走が出てくるんでしょうな。10時から17時までやるらしい。うーん…疑わしい。申し訳ないけど、会った時の直感が"何かある"だったから、やーめた!500クローネっていったら、ホステルに2泊できるもん。体験はお金にかえがたいけど、それだけの価値があるのかが賭けだから、今回はなーし!
しかも寄付って。その寄付金で世の中のためになることをするのかと思ったら、確か彼らは"anything”と答えていた。なんでも、ってどういうことだ。怪しい。明確な方向性がないってことか、それじゃあ私は納得しないぞ。500クローネの価値を見出せないぞ。
寄付は大切だけど何処にでも寄付できるほどお金がないから、数ある団体の中でも動物保護団体に寄付してる。絶滅に瀕する動物や、象牙や毛皮のターゲットになってる動物を守る活動に、私は私のお金を使いたい。
お金を払うからには、それなりの対価を見せてもらわないとねえ!ホストは行くみたいだから、どんなだったか聞くのが楽しみ。
0コメント