こといづ

ピアノ演奏家であり作曲家の高木さんのエッセイ集!

ものづくり(音楽含め)の裏側であったり、

ご近所さんとの触れ合いの中で感じる生き方であったり、

日本の原風景であったり・・・

等身大の高木さんの日常の話を通じて、

まるで自分がそこにトリップしたかのような

のんびりと散歩をするような本。


⭐︎お勧めしたい人⭐︎

生き急いでいる人。

忙しい人。

ストレスやばい人。

田舎や自然が好きな人。

生きる意味を考えてる人。

コーヒーと陽だまりが好きな人。


◉感想◉

実はまだ読了していません!笑

もうこの本を買って2ヶ月ぐらい経ったかな?

自分がどこを読んだかも忘れた笑


これはがっつりと急いで読む本じゃあない


例えば寝る前や、コーヒーを片手にのんびり読んで

その世界観にどっぷり浸かるのが一番良い!

どこかピクニックに出かけて木々の葉の重なる音や、

鳥の声を聞きながら読むのも最高。


エッセイといっても、元々は雑誌で連載しているコラムだから、

一つのタイトルが4ページ前後なので、読みやすい。

小説のように全てが繋がっているわけじゃないから、

先が気になって止まらな〜いという気にはならなくて、

自ずとのんびりしたペースで読むことになる。

でも4ページの中に、ぎゅっとキラキラしたものが詰まっていて

一つ読むだけで結構な充実感。


自然の中で自然を見つめながら、

それを主に音を通して表現する。

高木さんの音楽が好きで、その人となりを知りたくて買ったんだけど、

とてもゆったりとした文章が、音楽と似ているなあと思った。

好き。


高木さんのうまくいかない話なんかも書いてあって、

やっぱり高木さんも人間なんだな〜なんて思ったり笑


奥さんの描かれる絵もとっても素敵。

さすが夫婦、とても空気感が似ている。

絵は全部カラーで抽象的なものが多いんだけど、

だからこそ文章をうまくたてている感じがする。


たまに村の住人も登場する。

80代以上のおばあちゃん、おじいちゃんが多い。

その人たちの話もまた魅力的。

すごく可愛らしい。

そしてまた深い。

素朴だけど満ち足りた暮らしって、こういうことなんだろうな。


疲れた時に、ちょっと読んで、ほっこりする。

忙しい毎日でも10分ぐらいで読むことができて、ほっこり出来るから

とってもとってもお勧めだよ!

E L E M E N T S

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