灯籠流しと蜂と自由

綺麗さがいまいち伝わらない写メですみませんが、実際はとっても綺麗でした!

灯籠流しは21:30ぐらいから始まったよ。私は21時頃にドナウ川に着いたんだけど、意外と人が多くて絶景ポイントはほぼ取られている…!なんてこった!上流に移動して、河川敷に一人分のスペースが空いてたから、そこに図々しくもお邪魔しちゃった。それから10分したら、もう川沿いは人がびっしり!

まずは下流から船がやってきて、鉄琴みたいな綺麗だけど切ない音楽を流しながら、ひたすら灯籠を川に流して行く。てっきり全部上流から流すのかと思ったら、船は上流、中流、下流とわかれて灯籠を流し始めたよ。私は上流よりだったから、灯籠の数は少なめ。それでも綺麗だったけど、下流の人たちは、川いっぱいに流れる灯籠をみれたんだろうなあ。綺麗だろうなあ。
途中花火も上がったりして結構凄かったよ!もちろん川沿いには屋台も出ていてビールやつまみを売ってたし、めちゃめちゃ上手なご年配バンドのライブもあった。すごい!ウルムで一番人が多い日なんじゃ?

私もビール飲んだりしたかったけど、なにせ一人だし…終わる頃には22時をこえていたから、そそくさと帰ることに。
ライトアップされたウルム大聖堂かっこよかった!もっと眺めていたかったけど、中心地はガラの悪い人も多いからねえ…。

お祭りだから家族連れとかも結構いたけど、女性1人で歩いてる人は見かけなかったw 私は観光客っぽい家族の後ろにぴたりとくっついて、バス停まで。バスは10分ほどで来たから良かったけど、これがまた満車!果たして私は無事に降りられるのか!?ってめっちゃ心配だったよ。

そんなにやばそうな人を見かける訳じゃないけど、やっぱり暗くなってから歩くのは緊張するわ〜。

それが昨日の話。昨日は灯籠流し以外家におりまして、今日も外には出てませんw この先の予定を立ててたぜ。アバディーン以降の予定が未定だったのでね。イギリスからスペインに飛ぶ航空券も早く買ってしまいたかったし!

イギリスでは結局エジンバラと、ロンドンだけ観光する事に。エジンバラからロンドンへは電車だよ〜!ふふふ楽しみ。ロンドンは思いのほか見所が多くて出来れば3泊したかったけど…ちょうど土日にぶつかってしまって、航空券がめっちゃ高くなる。なので、2泊か5泊かの選択肢しか残っておらず。5泊じゃさすがに長すぎる気がしたから、2泊でまわろうと思います。美術館、博物館と、ロンドン塔と橋!ピーターパンが好きだったから、ロンドン塔は絶対見ておきたい!

物価が高いと言われるロンドンだけど、意外とホステルは安い。2泊で35ユーロ。でもこれ10人部屋のミックスドミ。女性専用もあるんだけど、そっちだと値段が倍くらい違うのよね。全くこれは腹立たしい!いくらなんでも倍にするか?ホステルは沢山あるのに、どこもかしこも女性専用ドミは高かった。

ロンドンからマドリッドへは、なんとなんと、ノルウェジアンエアを使うぜ〜!!まさかここに来てまたノルウェジアンエアにお世話になるとは!これが意外にも一番安かった。他にRYANAIRや、eadyjetとか格安航空券もあったんだけど…結局預入荷物を頼むと高くなるのよね…。だからノルウェジアンエアにしたよ。しめて130ポンドっす。うう、高い…!

でもこれでフライトは暫くないし!ヨーロッパでは格安バスで移動してれば、まあなんとかなるかな!つーかポンドがバカ高いわ!ノルウェークローナとのレートの相性が悪ーい。

でもまあイギリスでの準備は全て終わった。これで一安心。スペインに着いてからは、格安バスのALSAにお世話になろう。本数沢山あるし、もうあとは現地発券!もう事前に準備するの疲れた嫌だ!あとはもうその時の気分でいこう!バス代は早く購入したからって安くなる訳でもなし!

連日の調べ物で目が疲れまくってるからシャワーでも浴びようと思ったら、開けてた窓から蜂が2匹も迷い込んでた。まじかよ〜。窓は上の方が手前にちょこっと開くタイプで全開には出来ない。蜂は外が見えるガラスのところばっかり飛んでて、木枠のところは登れないらしく落ちてっちゃう。

…これは蜂が出るか死ぬのを待つしかないのか…!そんないつになるかも分からないのは嫌だ!ということで、クッションでなんとか蜂を追い出すことに。といっても攻撃したら攻撃されるから、なんとか蜂をクッションに乗せて外に放りたい。

面白い事に、この2匹の蜂、全然性格が違う。仮にジョンとニックとしよう。あ、働き蜂はメスか。マリアとスザンヌにしよう。マリアは慌てず騒がず、じっとしていた。スザンヌは体力自慢なのか、とにかく下から上まで登って木枠でつっかえて、下に落ちてまた登り始める。これをひたすら繰り返していた。

まずスザンヌを援護しようと思ってクッションで落ちたところを拾うんだけど、すぐに窓ガラスに飛び移っちゃう。2回ぐらいキャッチして開いてる窓の隙間に差し出すんだけど、何故か歩いて内側に戻ってくるww スザンヌはおばかみたい。

たいしてマリアは暫く身だしなみを整えてたかと思うと、飛ぶんじゃなくて、ゆーっくりと上へ登っていく。木枠に差し掛かると、ここは歩けないのを知ってるらしく、木枠に沿って横に歩き出したの。あ、、頭が良いぞ!!だけど木枠に果てはない、無限ループ。そこでクッションを差し出してみると最初は渋ってたものの、とうとうクッションにくっついてくれた。それから歩き回る事なく、マリアはじーっとしててくれたから、無事に窓の外に出すことに成功!超簡単だった!

それからスザンヌ…君は本当に元気に歩き回ってばっかりで!飛んでばっかりで!向かってこないかヒヤヒヤするわほんと!でもさすがに彼女も学んだらしく、木枠に無闇に突っ込まなくなった。そこでまた根気強くクッションを差し出して、なんとか窓の外に放ることに成功!

いやー…ひやひやした。刺されたらどうしようかと。でもシャワー浴びたかったし、風呂場で死なれても捨てるの嫌だし…よかったよかった!今夜あたり蜂の恩返しでもないかな〜お腹いっぱいご飯が食べたいんだけどな〜米とカレー粉でも届けてくれないかなあ〜。

はあ…残すはドイツのファームステイの予約だけだ。アルムアプトリープも見たいし…ちゃんと準備しよう。25日にはまた旅が始まるからね。

そういや久々に家族とスカイプしたんだけど…母が、あんたはまたすぐ海外に行きそうだねって。私はこの旅行が終わったらもういいやと思ってるんだけど、母は私のことよーーーーく分かってるからね〜。たぶん、私の周期は3年で出来ている。今のところ、3年働いて、1年海外っていうのを2回繰り返してる。次にまた海外に住みたくなるのは3年後…33歳か。さすがにワーホリビザはもう無理だし…そうなると可能性があるのはシーズナルワーカーと観光ビザ合わせて6ヶ月滞在ってとこかな?

だけど思うに、もう少しまとまった休みが多くて海外旅行に年1で2週間くらい行けるなら、わざわざ仕事辞めて行く必要もないわけで。日本て本当に0か10かって感じよね。旅行は短期で行くのが一番だよ。

私は常々自由ってのを疑っていまして。疑うっていうか…自由って何でも出来るけど、同時に全ての関係から外されちゃう気がする。社会の中でぽつんと自分が浮いてるの。空飛ぶ風船は自由だけど、色んな物を見れるけど、ひとりぽっちでふわふわ浮いてても寂しい。たまーに鳥が話し相手になるかもしれないけど、逆に自分を割ってしまうかも。

家族っていう帰る場所があるからどこにでも行けるけど、家族がいなくなったら、自由を手に入れても寂しいだけかもしれない。難しいねえ、自由になるって。会社勤めしながら、束の間の休日を楽しむ方が、自分の居場所がしっかりあるから安心して楽しめるかもしれない。結局ひとってのは、コミュニティの中に存在するものなんですかね。

はあ…お腹すいた…お米食べたい…そうめん食べたい…ラーメン、牛丼、親子丼、焼きビーフン、レバー、焼き鳥、だし巻き卵、揚げ出し豆腐、筑前煮、なすの揚げ浸し……めんつゆ……

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