波乱の1日

No English this time, sorry! No motivation to write it in English today...

疲れたぜー!!!

どちらかというと、気疲れっすw

今日は朝8時から仕事スタート。まず鶏の水やり、餌やりから。次に山羊の水やり。山羊が何度も脱走して、その度に捕まえに行く。私は好きなのに、山羊は私が好きじゃないみたいで、威嚇された…しょぼん。

(昔、シロイルカにも威嚇された)

それからコンポスト液体肥料の作成。雑草や糞を水にいれて、数日放置して作ったコンポスト液体肥料。むっちゃくさい。むっちゃくさい。手を洗っても匂いが落ちない。今もくさい。忘れられないくささ。

雑草を捨てる役目。くっせ。

それから芝刈り。カボチャがあるから気を付けてって言われたのに、すっかり忘れて、カボチャ半分刈っちゃった…さいあくでしょ?初日からだぜ?3分前に説明されたばっかだぜ?なんとか症候群なのかな?

ミスると一気に自分にがっかりするし、ホストに対して無駄に怯えてしまう私。途端に弱気になります。

結局芝刈りじゃなくて、手でひたすら雑草を抜く事に。そこにも雑草に隠れて、じゃが芋がいるから気を付けないと…ひやひや。

そしたら途中で、お客さんが登場!しかも2グループも!ひとりは、イングランドから自然に囲まれて暮らしたいってことで、農業をするためにやってきた青年。たぶん年下。本を3冊出版してて、その費用でなんとか生きてるらしい、まじか。

バスケットの作り方を教えてたっていうのを聞いて、私は、バスケットボールだと思い興奮。ミニバスでも指導したのかと思いきや、どうやらバスケット違いだったことが発覚。竹編とか、カゴのバスケットだった…。でもたぶん、私の日本語発音英語を全然聞き取ってもらえないので、私の勘違いにも気付いてないと思うw

もう一組は、オランダ人とノルウェー人カップル。こちらも40年使われてなかった農場を購入して農業を営んでいるよ。30代前半だと思う。

ちなみにホストカップルの、彼女は私とまったくの同い年!彼氏の方は、年下かもしれないな…いやーなんか親近感わくけど、この生活基盤の差にちょっと気後れするわあ笑  でも
アマンダ(彼女)は18歳からバックパックをはじめて、もう10年以上旅してるんだって。次第に自分の居場所、家が欲しいと思うようになって旅をやめて、今の場所で農業してるんだってさ。

なんだか、こんなに若い人たちが農業をしたいなんて、素晴らしいね。

趣味の合う彼らは、じっくりと色々話し合っていたよ。それを私はひたすら聞いておった。なにせ農業の知識ないし、むしろ今私はやりたい事を模索している途中なので挟む意見もない。

ただノルウェーの田舎だから、ベジタリアンに対する理解がなくて大変みたい。ご近所さんとも、全然仲良くなれなくて、ノルウェー人て本当に仲良くなるのが難しいってノルウェー人本人が言ってた。

あとは、生きるためのお金を嫌な仕事に就いてでも稼ぐのかとか、そういう話をしてたなあ。等価交換の話も。お金じゃ価値は分からないって。どれだけ野菜づくりに力を注いでいるか、その対価としてお金を貰うけど、その野菜の価値をどうやって決めるのか。そして見極めるのか。自分が宝くじを当てたら、その宝くじの為にお金を費やした人の犠牲の上にお金をもらえる。とか、色々と深い話をしておったよ。

(手がにおう…)

話してるうちに、アマンダが、今夜晩御飯食べてくでしょ?って、みんなをディナーに誘ってさ。

あっ、じゃあディナーはアマンダが作るのかなーと思ったら、今日の夕飯当番はあなたよねって。手伝うからねっと言われ、固まる。え…あなたのゲストなのに、私が料理するの…?ちょっと腑に落ちないんですけど?

でも私はしがない居候の身…。ホストがそう言うのなら、拒否権なんてないのさ。

パスタにしようと思ったら、パスタもなんもねえ。冷蔵庫の中には、パプリカと卵4個。

あとは、じゃが芋と豆類と穀類のみ。
…何を作れと?これで何ができる?そもそも料理が大の苦手で作るだけでもストレスを感じているのに、この限られた食材から6人分のディナーが生み出せるとでも…!?

料理するのはまだ頑張れるけど、せめてもう少し食材を揃えて欲しい…!ほんとに!お願いだから!トマトとパスタと玉ねぎぐらいは欲しい!

結局苦し紛れに、なんちゃってスパニッシュオムレツと、クスクスサラダを作ったけど…本当に卵があってよかった…ほんとに無理。

明日の昼御飯は、穀類と芋だけで作らなきゃいけないんたけど…むり。詰んだ。え?だって穀類と芋って、炭水化物しかないじゃん。お願いだから!お願いだから、トマトとレタスぐらい買って欲しい!それか玉ねぎと人参買ってくれれば、チャーハン作るからあ〜!!

そして客人が帰ってから、畑に水やり。これがまた…ものすごく非効率的で…。畑って言っても花壇が20個以上あって、そこに野菜が植わってるんけどね?ジョウロに水汲んで、一個の花壇につきジョウロ一杯+液体肥料。つまり花壇ごとに、水を汲んで肥料をいれてって行ったり来たり。1時間以上かかった気がする〜まじむり〜シャワーでじゃーーーっといきたいけど、シャワーヘッドがない。なんて非効率!疲れた。

結局朝の8時から夜の9時まで仕事。途中客人が来た時は、ほぼ休憩って感じだったけど、こちとらご飯の用意があったもんで。

初日からまさかこんな事になろうとは…

しかも今年は雨が全然降ってないらしい。だから餌である芝生がよく育たなくて、山羊たちが去年と違うらしい。すぐ脱走するのは、より良い餌場を求めてのことらしい。

雨が降ってくれないと、畑も水不足になっちゃうから降って欲しい。しかし予報はずーーーっと晴れ。晴れが嬉しくない日がこようとはな。

なかなか濃い一日だったけど、不満も沢山漏らしたけど、感謝が今回のファームステイの目標だから、この巡り合わせに感謝しよう。

明日はどんな一日になるやら…がんばる。

昨日散歩した時の写真。
森!
これなんてもう日本だよね!

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