DDRと夜歩き

今日は昼に起き出して、のろのろ準備。目的は、ドイツ歴史博物館。通称DDRに行くこと!友人には東ドイツ博物館を勧められてるんだけど、アウシュビッツ強制収容所を見たら、ドイツの歴史も学ばなければと思ったの。それに東ドイツ博物館の方が開館時間が長いから!

結果的に、4時間もかけて見てしまった!しかも4時間かけても、じっくり見られなかった!

大体どの博物館も旧石器時代から始まるんだけど、ベルリンの博物館は石器時代からは始まらない。西暦800年ぐらいから1500年まで超あっさり。そのかわり1500年頃からがめっっちゃ長い!

まず肖像画と絵画と文献の多いこと。人々が使っていた道具や、家、生活などの身近に感じる展示は少ない。文章による情報が圧倒的に多く、頭が疲れた!笑  内容もまずキリスト教に関してが多い。それから皇帝に関して。皇帝たちや貴族の肖像画の多いこと、正直あまり興味ないw

アインシュタインとかケプラーの話出るかとも思ったけど、顕微鏡や地球儀なんかの展示はあったけど、彼らについての記述はなく。見落とした可能性もあるけど。

でも見応えはあったし、気になった部分を見てただけでも、2時間もかかっちゃった!ドイツの歴史って全然知らなかったからなあ。

でも私が一番見たかったのは、第二次世界大戦の展示。果たしてヒトラーがどんな風にして力を手に入れて、どう歴史が動いたのかを学びたかった。だがしかし、時間が足りなくて英語をじっくり読んで理解できず。とりあえず、ざっくりした感想だと…民衆は変化を求めていたからヒトラーが選ばれた。マニフェストを守れない他のパーティに落ち込んでいた民衆は、より良い暮らしを求めて、カリスマ性のあったヒトラーを支持した。

展示はヒトラーのポスターや、暮らしの中にまで浸透したシンボル、当時の写真が沢山。ポスターはヒトラーを支持するものばかり。ヒトラーがユダヤ人を迫害した話には説明文の中で少し触れていたけど、アウシュビッツでどんな事が起こっていたかなんかは全然なかった。圧倒的にヒトラーへ傾倒した民衆の展示が多い。

戦争時の爆弾や銃もあった。想像していたより、ずっと大きい。こんなん向けられたら、こわくて立ち向かえない。とても怖かった。

最後には、とっても小さいけど、日本のコーナーが少し。アメリカに標的にされた日本のポスターと、原爆の写真と、戦争が終わった事を報道する新聞。その新聞には、"戦争が終わった。ひろひとが降伏した"と英語で書いてあった。衝撃。

日本が降伏する事で、第二次世界大戦が終わった。こんな小さい島国が降伏して終わるなんて、じゃあ、日本が早く降伏していれば戦争はもっと早く終わったの?他の国は何をしていたの?と、気持ちが高ぶって涙目。

その後独自に調べたところによりますと、日本の味方はイタリアとドイツ。イタリアは1943年に無条件降伏。ドイツは1945年5月に無条件降伏。そして同年8月に原爆を落とされて無条件降伏。残ってたのは日本だけだったんだ。他の国みたいに原爆を落とされる前に現状を悟って無条件降伏していれば…。今となっては、言っても詮無い事だけど。

でもイタリアはムッソリーニが失脚して降伏。ドイツはヒトラーが自殺して降伏。日本の昭和天皇は降伏の決断を下して、その後その責任を全うしたから、それは日本人として、とても誇らしい。

…高校で習ったはずの世界史がちっとも身になってやしねえ。日独伊同盟って名前は覚えてたけど、その内容はちっとも覚えてなかったわ。

いやーなかなかのボリュームでした!じっくり見たら4時間もかかったわ!それでも後半駆け足だったわ!

さて、そのあとは友人と合流してビールを飲みにレストランへ!

いや〜沢山話して楽しかった!同じ水瓶座で気の合うお姉さん。彼女も夢に向かって頑張っていて、とってもかっこいい。人と話すとすっきりして、色々な発見があるね!あー寂しいなあ。また会えるけど…次はいつになるのかなあ。

別れたのは23:30。気付いたらこんな時間に。もちろん外は真っ暗。深夜の女性の一人歩きは緊張したけど、結構家の周りも人通りあったし女性も歩いてた。良かった良かった。

0コメント

  • 1000 / 1000